【平安S・生情報】7か月ぶりから中1週の強行軍 重賞ウイナーがいざ反転攻勢へ
[GⅢ平安ステークス=2024年5月18日(土曜)4歳上、京都競馬場・ダート1900メートル] 7か月ぶりの実戦となった平城京S8着からの巻き返しに燃えるカフジオクタゴン(牡5・矢作)。17日はダートコースを2周して軽く運動したのち、ゲートの確認をこなした。 前走はスタートの出遅れが響いた同馬だが、「タイミングの問題でしたね。ジョッキーも『タイミングが合わなかった』と言っていました」と担当の福岡助手。原因がハッキリしているだけに、見直せる余地はある。 「ある程度、距離があっても大丈夫だと思いますし、それがマイナスになることはないです」(同助手)と今回の舞台設定に関して陣営は歓迎ムードだ。 叩き2戦の今回は、中1週という短いスパンでの出走がカギとなるが、福岡助手のアンサーは「(前走は)長欠明けの状態でしたからね。間違いなく、1回叩いて良くなっています」。むしろ7か月の休養明けを1度使ったことで、馬の状態は確実に上昇カーブを描いている。 3歳時にGⅢレパードSを制してからは勝ち星こそないものの、2桁着順の大敗は皆無。前走で22キロ増だった馬体が絞れてくるようならば、実績馬が復活ののろしを上げる可能性は十分ある。
東スポ競馬編集部