二枚爪の原因とは?【ウカ直伝】意外と知らない正しい爪の切り方&ケア方法を知って美爪を手に入れる
●二枚爪の主な原因は?
続いては、私の周りでも悩んでいる人が多い二枚爪について聞きました。 「二枚爪になる方は、爪の切り方を見直してみるのもオススメです。まずはしっかり保湿してから爪を切っているか確認してください。乾燥した状態の爪に力を加えると、どうしても爪は割れやすくなりますから、二枚爪になりやすいです。また、バッファー(爪表面を整える爪やすり)を使って磨く場合も、最初に美容液などでしっかり保湿するといいでしょう」 美容液を使わない場合は、爪がしっとりとしているお風呂上がりなどに切るのがいいのだそう。 昔ながらの迷信の影響で、「夜に爪を切ってはいけない(=親の死に目に会えない)」というのが頭にこびりついている私は、「なるほどね~」と思いました。なお、夜に爪を切ってはいけない理由は、諸説あるようですが昔は電気がなかった上、爪切り道具も精巧でなかったので、暗い中で爪を切るとケガをしやすいので注意しようというのがそのひとつらしいです。 とはいえ、NGなのは「夜」という時間なわけだから、お風呂上がりとは関係ないと言えば関係ないのですが、これまたなんとなくの個人的イメージで、「お風呂は夜入るもの」という先入観から、「へえ」と思った次第です。と言いつつ、私は夜よりも昼間お風呂に入ることのほうが多いのですが。
●爪の切り方は?
では、話を戻して、爪の切り方ですが、カットする順番にも注意点があるそうです。 「爪切りで爪を切る場合、真ん中から始める人が多いですが、これは物理的な刺激が強くなりやすいのでNGです。爪は、サイドから丁寧に少しずつ切っていくのが正解です」 「またファイル(長さを整える爪やすり)を使って削る場合は、ファイルを当てる角度に注意するといいでしょう」 ファイルは、爪の裏側から当てるように削るのが正解だそう。
●爪の形はどうする?
ちなみに爪を切る時も、ファイルで削っていく時も、指の形に沿って丸くするのは深爪になる可能性があるので注意です。両サイドはできるだけ残して、上部の「指からはみ出る部分」を平らかに切るのがオススメなのだそう。 「安定感を出し強度を保つためには、サイドの重みを作ることが大事なので、丸く切りこまないようにしましょう」 「二枚爪になってしまっても、切り方を改めて丁寧な保湿を続ければ、丈夫な爪が生えてきますよ」と内山さん。 保湿をどれくらい行うかについての正解はないということですが、「乾燥しないように行うものなので、たとえばデスクなどに保湿アイテムを置いておき、数時間おきにつけるといいのではないでしょうか」とのことでした。内山さん、ありがとうございました。 にらさわあきこ 文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。 インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう! 』
にらさわあきこ