日本のメダル獲得はならず 中野慎詞は男子ケイリン決勝で落車棄権、前回銀メダリスト梶原悠未は女子オムニアム17位に終わる / 自転車トラック競技ダイジェスト(8/11)
パリ五輪・自転車トラック競技11日に行われ、「男子ケイリン」で中野慎詞(25歳、日本競輪選手会)が決勝まで進出したが、メダル獲得はならなかった。「女子オムニアム」に出場した梶原悠未(27歳)も17位に終わり、今大会のメダル獲得はならなかった。 この日、ヴェロドローム・ナシオナルで行われた「男子ケイリン」に日本から出場した中野慎詞は準々決勝を4位で通過、準決勝も3位で通過し決勝へ。決勝はペーサーの直後をとって積極的に前で運んだが、2人に交わされ3位争いに。最終コーナーでマレーシア選手と接触し落車棄権となった。太田海也は準々決勝を4位で通過し、準決勝では3位入線するも、危険な走行があったということで、スプリントに続きまたしても降格。決勝進出はならなかった。 「女子オムニアム」に出場した梶原悠未は本調子を欠いた走りで、世界ランク1位の走りを見せることができなかった。最終種目のポイントレースで、ラップポイントを付け一矢報いたがそこまで。結果17位に終わった。 これで今大会のトラック競技は全ての種目が終了。残念ながら日本のメダル獲得はならなかった。