警察官の配置を効率化へ 日勤制交番、通勤制駐在所が運用可能に
警察庁は、交番や駐在所での警察官の働き方を見直し、日勤の警察官による勤務ができるようにします。 交番では現在、原則として毎日交代制の警察官が3人以上勤務し、24時間体制で運営されています。また駐在所では1人の警察官が住み込みで、働くことになっています。一方、官庁街にあって人が少なくなる夜間の取り扱いが少なくなる交番にも複数の警察官を配置する必要があるなど、適正な人員配置が課題となっていました。 こうしたなか警察庁は限られた人的資源を活用するため、今後は交番、駐在所で日勤の警察官が働けるように規定を改正することを決め、夜間に警察官がいなくなる交番や、住み込みではない駐在所も運用が可能となります。 しかし何かあった場合はすぐにパトカーが駆けつけられるような体制をとるなど、都道府県警察が地域の実情にあわせて人員の配置を決定していくということです。