【広島】松山竜平が代打V打で堅首 約1か月ぶりタイムリー ロッテ戦勝ち越しは7年ぶり
◆日本生命セ・パ交流戦 広島4―1ロッテ(9日・マツダスタジアム) 広島は、接戦を制して首位をキープした。 1―1同点の8回1死一、二塁から、代打・松山竜平外野手が、左中間に決勝の適時二塁打。なおも1死二、三塁から、秋山が3安打目となる2点適時打で続いた。一挙3得点を奪い、ロッテを突き放した。 ベテラン・松山は5月10日の中日戦で適時打を放って以降、13打数1安打。約1か月ぶりのタイムリーが決勝点となった。 打線は、試合前まで防御率リーグトップ1・45のロッテ・メルセデス相手に毎回走者を出しながら、決定打を欠いた。0―0で迎えた5回は秋山、野間の連打で1死一、三塁とし、菊池のスクイズで1点を奪った。だが、その後なかなか追加点を奪えなかった。 投手陣は先発・アドゥワが6回無失点と好投。チームトップの床田に並ぶ6勝目の権利は手にしたが、7回1死一塁でバトンを受けた3番手・矢崎が連続四球と代打・岡の左犠飛で同点に追い付かれた。8回は島内も2四球で2死一、三塁のピンチを招いたが、勝ち越しは許さず。9回は栗林が締めくくった。 今カードは、初戦の7日に大瀬良がプロ野球90人目(102度目)の無安打無得点の偉業を達成。前日は好投手・佐々木の前に沈んだが、2勝1敗で2カード連続の勝ち越しに成功。ロッテ戦は17年以来7年ぶりの勝ち越しとなった。
報知新聞社