ローンでの獲得を検討

バイエルンからの移籍が噂されるコマン photo/Getty Images

バルセロナはバイエルンでプレイするキングスレイ・コマン（28）の獲得に興味を持っているようだ。 バルセロナは今夏、スペイン代表のニコ・ウィリアムズとダニ・オルモをメインターゲットとして挙げており、補強に動いていた。オルモは加入間近であると考えられているが、ニコはアスレティック・ビルバオに残留することが濃厚であり、バルセロナは代替案を探している。 そのうちの一人がコマンだ。独『Sky Germany』の記者であるフロリアン・プレッテンバーグ氏は自身のXにて、バルセロナとコマンの代理人が接触したことを報じている。さらに「バルサは、バイエルンとのローン契約が可能であることを知らされている」とも綴っており、バルセロナはコマンをローン移籍で獲得する可能性があるという。 ローンで獲得できれば、バルセロナにとって良い補強となるが、同氏によると、バルセロナはまだニコの獲得を諦めていないとのこと。そのためクラブが給与面などの財政問題解決のために主力選手を売却でき、かつニコの獲得が完全に不可能となればコマン獲得への動きはヒートアップするだろうと予想している。 コマンはヴァンサン・コンパニ新監督が就任した新生バイエルンでの去就が不透明になっており、古巣であるパリ・サンジェルマン（PSG）への復帰も噂されている。 コマンがバルセロナ加入であれば、新指揮官ハンジ・フリックと再会となるが、ウイングの補強を行うバルセロナの今後の動きに注目だ。