選抜4強の星稜は攻守盤石、日本航空石川は投手陣充実 石川大会展望
(前年優勝校 星稜 前年参加チーム数43) 昨秋の明治神宮大会を制し、今春の選抜大会で4強入りした星稜が軸になる。エース左腕の佐宗翼は140キロ超の直球と多彩な変化球が持ち味で、強肩捕手の能美誠也が支える。優勝した春の県大会は全5試合無失策と堅い守りも光る。打線は吉田大吾、専徒大和や萩原獅士らが要だ。 続くのは日本航空石川。荒牧拓磨が打線を引っ張り、投手陣ではエース猶明光絆に加え、長井孝誠が急成長。能登半島地震で被災した輪島のキャンパスで練習を重ねる。 春の県大会4強の2校が追う。小松大谷は昨秋の北信越大会初戦敗退の悔しさをばねに投打に磨きをかけ、金沢学院大付は辻英慎の制球力に注目だ。(小崎瑶太)
朝日新聞社