【ラジオNIKKEI賞・1番人気の敗因】サトノシュトラーセは不発9着 M・デムーロ「小回りが良くない」
[GⅢラジオNIKKEI賞=2024年6月30日(日曜)3歳、福島競馬場・芝1800メートル] ハンデ戦となった2006年以降、1番人気馬が5倍台となったのは19年(ヒシイグアス=5・6倍)以来。最後まで大接戦となった〝1番人気争い〟を制したのはサトノシュトラーセだったが、レースでそれに応えることはできず9着に終わった。 スタート直後は鞍上が押していったが、1角を回る時には後方2~3番手。5ハロン標識手前から徐々にポジションを上げ、勝負どころでも外を回って果敢な立ち回りを見せたものの、直線は思ったほどの脚を使えなかった。 M・デムーロは「小回りが良くない」とコース適性不足を敗因に挙げ「エンジンのかかりが遅くギアが入りませんでした。改めてですね」と次を見据えていた。
東スポ競馬編集部