内視鏡手術支援ロボット導入 富山赤十字病院、患者の負担軽減
富山赤十字病院(富山市牛島本町)は内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入した。19日は、院内向け体験会を開き、医師ら約30人が操作方法などを確認した。 今回入ったのは「ダヴィンチXi」。指や手首の動きを電気信号で4本のアームに伝え、医師は3Dモニターを見ながら遠隔操作で手術する。腹部を開く必要がないため患者の負担が小さいという。11月末の手術を皮切りに週に1度、直腸、胃、結腸がんで利用する。 体験会では、アームの先にある直径約1センチの輪っかをモニターで確認しながらつまむなどして使い方を確かめた。同院は来年1月、には、整形外科で加齢などによって変形した股関節や膝関節を人工関節に置き換える手術の支援ロボットを導入する。