笠岡市の前市長の言動…市の対策委「パワハラに該当」と結論 前市長「事実と異なった判断」と主張【岡山】
岡山放送
2023年、問題となった笠岡市の前の市長のパワハラ疑惑について、市の対策委員会は10月31日に調査結果を公表し、「パワハラに該当する」と結論付けました。 問題を巡っては2023年12月、笠岡市の前の市長が語気を荒げて職員を叱責しているとされる音声データが市議会に寄せられ、弁護士で作る市の対策委員会が調査していました。 調査結果について市が会見を開き、「職員を軽蔑する表現を用い、高圧的な態度で怒鳴りつけ叱責するもの」などとして、「パワハラに該当する」と結論付けられたと説明しました。 調査結果について前の市長は、「結果報告には納得していないし、事実と異なった判断をされた」とコメントしています。 市では、2023年12月市長や市議らを対象とするハラスメント防止条例が制定されたほか、2024年4月には任期満了に伴う市長選で、前の市長が敗れ、栗尾典子市長が初当選しています。栗尾市長は「職員全体のケアを行いハラスメントのない環境づくりに取り組んでいく」とコメントしました。
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