巨人・阿部監督「バロメーターのフォークが良かった、まだ行けるな」伊織を9回続投
◆JERA セ・リーグ 中日0―2巨人(7日・バンテリンドーム) 巨人の山崎伊織投手(25)がプロ2度目、今季チーム初の完封で無傷の3勝目を挙げ、チームの連敗を2で止めた。中日打線を4安打6奪三振に抑え込む快投で、中日・涌井との緊迫した投げ合いを制した。打線も7回1死満塁から門脇の先制打、丸の押し出し四球で2点を援護。チームは借金生活転落危機を乗り越え単独2位に再浮上。広島に敗れた首位・阪神には1・5ゲーム差に迫った。 【写真】え!裏まで? 阿部監督が明かした「長嶋茂雄DAY」特製キャップの「見えない」こだわり * * * ◆阿部監督に聞く ―山崎伊は8回で100球を超えていたが、9回も続投させた。 「最後も149キロ出てたからね。バロメーターのフォークが今日は良かったので、まだ行けるなと判断して、最後まで行かせました」 ―状況に応じて力の加減ができていた。 「バンテリンドームは広いし、気持ち楽に投げられたんじゃないかなと思います」 ―7回1死満塁の打席も託した。 「そうですね。やっと1点取れたので、もう1点欲しかったんですけど。伊織に行かせて、丸に託そうかなと考えていたので。結果的に丸がいい四球を選んでくれて、貴重な、ラッキーな1点が取れました」
報知新聞社