19日、高知県内のほとんどの小中学校で一学期の終業式が行われました。 高知市の初月小学校は全校児童およそ700人。終業式は体育館で行う予定でしたが県内に「熱中症警戒アラート」が出たためエアコンが効いている教室でリモートで行われました。 初月小学校の小川晶子校長は「高知市立学校の児童がプールで亡くなるという大変痛ましい事故が起こりました」と7月5日プールで授業中に児童が亡くなった事故について触れ、毎年全国で水の事故による多数の犠牲者が出ているとして、子どもだけで川や海に行かないよう呼びかけました。 終業式の後は溜まった汚れをきれいにするため大掃除を行いました。翌日からは43日間の待ちに待った夏休みです。 小1男児は「一学期、お勉強とか頑張れたかな」の問いに「そんなに頑張ってない」とはにかみながら答え、小1の女の子は「みんなで旅行行きたい、ディズニーランド」と語りました。 最後に先生から配られたのは1年生にとって初めての通知表。ドキドキしながら受け取ると生徒たちは「よくできた」や「できた」の数を真剣に数えていました。 高知市では一部の学校を除き9月2日から2学期が始まります。