大谷翔平 PHOTO:Getty Images

＜2024年9月27日（金）（日本時間28日）MLB コロラド・ロッキーズ 対 ロサンゼルス・ドジャース ＠クアーズ・フィールド＞ 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった！元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 昨日パドレスとの直接対決を制して3年連続の地区優勝を果たしたドジャースはレギュラーシーズン最終カードとなる敵地ロッキーズとの3連戦を迎えた。 大谷翔平（30）がロッキーズとのレギュラーシーズン最終シリーズ3連戦初戦に「1番・DH」で出場し、5打数4安打、4打点1本塁打1盗塁の大活躍で54本塁打57盗塁と記録を更新して「55-55」に王手をかけた。 猛打賞の大谷は打率を.305から.309にまで上げてランキング2位に浮上。 打率リーグトップのパドレス・アラエスも大谷に負けじと、この日5打数3安打で打率を.312から.314に伸ばしたが7厘差から5厘差に縮まった。 大谷はレギュラーシーズン残り2試合で逆転での「三冠王」へ望みを繋いだ。 大谷は初回の第1打席でロッキーズ右腕クアントリルの初球のシンカーを打ってショートゴロに。 第2打席は3-1とリードしている1死一塁、二塁の場面で一、二塁間を破る適時打を放って10試合連続安打をマークする。 大谷選手は続く2番ベッツの打席でシーズン57個目となる盗塁を二塁に決めて、悪送球の間に三塁に進むも3番ラックスが倒れて追加点にはならなかった。 シーズン57盗塁はイチローの記録（2001年）した日本人シーズン最多記録を23年ぶりに破る快挙。 4回表の第3打席は6-1とリードを広げだ1死一塁でロッキーズの2番手右腕モリーナの4球目のカーブを上手く打ってライト前ヒットにする。 6回裏の第4打席で6-1とリードしている無死二塁、三塁の場面で6球目のフルカウントからの真ん中高めのチェンジアップをライトスタンド2階席へ特大の54号3ランホームランを放ち9-1とリードを大きく広げる。 大谷がベンチに戻ると敵地ロッキーズの本拠地にもかかわらず、ドジャースファンから大谷へ『MVP』コールが生まれた。 8回表の第5打席ではこの回からマウンドに上がった4番手の左腕ペラルタの初球95マイルの直球を左中間に強打してこの試合4安打目の二塁打を放つ。 今日のドジャースはブルペンデーで5投手で継投。ロッキーズ打線を8安打4失点に抑え込んだ。 試合は序盤からドジャース打線が爆発、初回に2点、2回に3点を奪い序盤で大きくリードを奪う。そして6-1で迎えた6回表に大谷選手が試合を決定づける3ランを放つなどドジャースが15安打11得点を奪って11-4のワンサイドゲームを制した。 大谷は現時点で157試合に出場して、627打数194安打 打率.309、54本塁打、130打点、57盗塁、OPSは1.041としている。本塁打、打点に関しては2位以下を引き離しており二冠は当確としている。 打率は最近不調だったリーグトップのパドレスのアラエスがこの日5打数3安打として打率を.312から.314に上げたが、大谷がリーグ2位の.309として5厘差まで縮めている。 シーズン残り2試合で3割・30本塁打・30盗塁の「トリプルスリー」、「55-55」、そして首位打者、本塁打王、打点王の「三冠王」に望みを繋いだ。

ナ・リーグ 打者成績

■打率 1位：アラエス（パドレス）.314 2位：大谷（ドジャース）.309 3位：オズナ（ブレーブス）.308 ■本塁打 順位：名前（所属チーム）本塁打 1位 大谷翔平（ドジャース）54 2位 オズナ（ブレーブス）39 3位 シュワバー（フィリーズ）38 ■打点 順位：名前（所属チーム）打点 1位：大谷翔平（ドジャース）130 2位：アダメズ（ブリュワーズ）111 3位：マチャド（パドレス）105 ※9/28 試合終了時点