関西ローカル番組配信「大阪チャンネル」各局女子アナら勢ぞろい
大阪から新たな映像配信サービスの誕生となった。「NTTぷらら」(本社:東京都豊島区)と「吉本興業」の2社が共同で映像配信サービス「大阪チャンネル」を25日から開始し、「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で記者会見を行った。挨拶に立った吉本興業の大崎洋社長は「私は大阪の放送番組が“クールジャパン”のコンテンツだと思っています。大阪万博も含め、大阪の活性化になればと思っています」などと語った。 まいど!ワイドFM 関西3局が共同番組生放送
大阪の放送番組が“クールジャパン”のコンテンツだと思っています
この日の会見ではMCの浅越ゴエ(43)が「万国博覧会誘致をはじめ、今、注目が集まる大阪で今日誕生いたしました、大阪、関西から生まれた独自の放送文化を全国に広げることを目指すサービス、大阪チャンネル。まずは概要を説明させて頂きます。大阪チャンネルは25日から提供する新たな映像配信サービスでございます」 説明によると、在阪民放局であるMBS、朝日放送(ABC)、テレビ大阪、関西テレビ(カンテレ)、読売テレビと、びわ湖放送、KBS京都、サンテレビ、奈良テレビ、テレビ和歌山の合計10局が垣根を越えて大阪独自のカルチャーを日本全国に発信する、初の定額制見放題の映像配信サービスだという。 登場した吉本興業の大崎洋社長(63)は、まずこう挨拶した。 「当社は創業105年になりました。その大半を関西の放送局様とともに進んで参りました。私は大阪の放送番組が“クールジャパン”のコンテンツだと思っています。素人参加番組で、こんなにみんながよく笑って発信できるものっていうのは、大阪がルーツだと思います。大阪の放送局はみんな仲が悪いけど、ハイヒールのモモコなんかは、会うたら悪口言うてます。すんません。仲悪いんですけど、大阪の放送局が集まると、世界中に発信できる何かおもしろいことができるんじゃないか。この1点で、夢のような、在阪各局みんなが集まって、これから暴れたいと思います」
在阪各局の女子アナも勢ぞろい
会場からは笑いが漏れたが、その後、女性芸人たちがぞろぞろと舞台に。ハイヒールモモコ(53)は「みんな仲いいですよ! 悪口を言うのは(ハイヒール)リンゴの方です」と先に弁明し、「デビューして35年、テレビのおかげで生きてこられました。テレビの申し子でございます。大阪から出て行った人がみんな、大阪のテレビを見られへんことがいちばん辛いって言いますので、それが今回から全国で見られる、と。外国の方も多いし、万博誘致もある。大阪から文化を広げて、大阪から元気にしていきたいと思います」と述べた。 会見には大崎社長、NTTぷららの板東浩二社長(63)のほか、玉巻映美(MBS)、川添佳穂(朝日放送)、中川栞(テレビ大阪)、竹上萌奈(関西テレビ)、森若佐紀子(読売テレビ)ら5人の女子アナや、女性お笑い芸人、NMB48メンバーらが出席し、賑やかなものとなった。