台風5号 今日朝までに東北に上陸・横断へ 線状降水帯発生の恐れ 災害に厳重警戒
台風の大雨 洪水から命を守るためには どこへ避難?
台風によって大雨になると、川の水が増水するなど、洪水の危険度が高まります。洪水で命の危険が迫った場合、建物の上の階に避難すべきか、建物から離れて避難する必要があるのか、命を守るべき行動が違ってきます。 ①堤防の近くで、川が氾濫すると、建物の流出が想定される場合 ②建物の最上階の床まで、水が浸水すると想定される場合 ③地下室などに、水が浸水すると想定される場合 ④海抜ゼロメートル地帯で、長い時間、浸水が続くと想定される場合 ⑤山間部で、川の流れの速い所など、建物の流出が想定される場合 こんな場合は、命に危険が及びますので、建物の2階以上に避難する「垂直避難」ではなく、建物から離れる「立ち退き避難」をしてください。
日本気象協会 本社 吉田 友海