特殊詐欺の被害防止を呼びかける七戸町の老舗菓子店のまんじゅうが、新しい手口に合わせてリニューアルされました。 こちらが新しくなった「振り駒んじゅう」です。 七戸町の銘菓「駒饅頭」と「振り込まん」をかけて、2019年から販売されていますが、新しい手口が増えているため「SNSで確実に利益がでます　その話は詐欺です」など、包装紙の標語を新しくしました。 広報活動でも、まんじゅうを配布している七戸警察署は、製造元のお菓子のみやきんの宮沢一史社長を広報大使に任命したあと、地元の高校生とともに、被害防止を呼びかけました。 県内では特に、SNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺が増えていて、ことしは51件、被害額は3億6,000万円に上っています。 ★お菓子のみやきん　宮沢一史社長 「食べたあとも、パッケージを電話のそばとか目につくところに張っておいてもらったりしていただけると、怪しい電話が来たときに視界に入ると、少しでも落ち着いて考えられるのかなと」 被害防止を呼びかける「振り駒んじゅう」は2種類の「駒饅頭」と揚げまんじゅうの3種類があり、お菓子のみやきんの店舗などで販売されています。