富山北部高生、魚津水族館楽しむVR体験提案
富山北部高校生による体験型イベント「あつまれ!うおすい探検隊」が19日、魚津市三ケの魚津水族館で始まった。生徒がスタンプラリーやVR(仮想現実)体験などを企画し、来館者を楽しませた。20日まで。 同校情報デザイン科3年生が班ごとに地域の課題解決に当たる研究の一環で、「チームぎょぎょめいと」の7人は同館と連携し、にぎわいを演出した。 スタンプラリーは生徒が描いた7種類の海の生き物のイラストと特徴が記された台紙を配り、館内を巡ってもらう内容で、親子連れらがチャレンジ。VR体験はゴーグルを着けると360度カメラで撮影した水槽内の映像が見られる仕掛けで、子どもたちが魚の視点を疑似体験した。 近く発売が予定されているマージャンに似た絵合わせゲーム「ドンジャラ」向けに生徒が描いた魚のイラスト原画の展示もあった。 リーダーの小川桜夜(さや)さんは「自分たちが学んでいる技術を使い、新たな水族館の楽しみ方を提案していきたい」と話した。