【POG】『虎の巻』にもご注目ください(美浦発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。 【馬体診断】豪華メンバー!皐月賞の有力馬をチェック 今週はできるなら聞きたくなかった訃報がありました。藤岡康太騎手が落馬による負傷の影響で死去。享年35歳でした。3月には高知競馬の塚本騎手が落馬で亡くなる訃報がありましたが、まさか続けてこのようなニュースを耳にすることになろうとは…。大変残念であり、悔しい気持ちもあるのですが、今はただただ故人のご冥福を祈るばかりです。 先週の桜花賞はステレンボッシュ(牝、国枝)が阪神JF2着のリベンジを果たして勝利。モレイラの手綱さばきも光ったレースでしたね。次走はオークス(5月19日・東京、芝2400m)。2冠への挑戦チケットを手に樫の舞台に臨みます。2歳女王のアスコリピチェーノ(牝、黒岩)は惜しくも2着でしたが、地力の高さを見せましたね。こちらは距離適性を考慮してNHKマイルC(5月5日・東京、芝1600m)へ。注目を集めていたチェルヴィニア(牝、木村)は13着と惨敗。久々が響いたのか、いつもの反応がありませんでした。オークスでの巻き返しに期待したいところです。 そして今週は皐月賞ですね。桜花賞以上の混戦が予想されますが、果たしてどのような結果をなるのでしょうか。注目はやはり牝馬のレガレイラ(牝、木村)。今回の結果もそうですし、次はどこを使うのかも含めて楽しみです。凱旋門賞馬ソットサスの全弟シンエンペラー(牡、矢作)、2歳王者ジャンタルマンタル(牡、高野)など注目馬は5指に収まりません。もちろん全人馬が無事で、好レースを期待したいですね。 さて来週から東京開催が始まりますが、6週間の競馬が終わればいよいよ新馬戦が始まります。おそらく世間のドラフトが開催されるのはオークスかダービーの週が多いでしょうが、『POG虎の巻』はコンビニプリント&電子版で順次発売中です。11日発売号ではノーザンF空港で育成された馬をご紹介。15日に牧場編②、22日にクラブ編①、5月6日にクラブ編②、5月13日に厩舎編、5月20日に即戦力編をお届けします。もちろんどれもこれも要注目の内容ですが、馬サブロー厩舎班の力を結集してお伝えする即戦力編には東京、京都デビュー予定馬が掲載されていますので、ぜひともご参考にしていただければと思っております。現3歳世代も早期デビュー組が活躍していますし、今はここからどの馬を選ぶかがPOG勝利のポイントと言っていいですからね。 ダービーに向けての注目レースといえば青葉賞(27日・東京、芝2400m)ですが、出走予定馬を何頭かご紹介して今回のPOGブログは終わりにしたいと思います。 ウインマクシマム(牡、畠山) コスモブッドレア(牡、小野) シュバルツクーゲル(牡、鹿戸) デュアルウィルダー(牡、堀) トロヴァトーレ(牡、鹿戸) ヘデントール(牡、木村) マーシャルポイント(牡、木村) それでは皆さま、良い競馬ライフを。