文化財6市町13件に地震被害 宮崎県まとめ
日南市で震度6弱を観測するなど宮崎県内を襲った8日の地震は、文化財にも大きな影響を及ぼした。県文化財課のまとめ(16日午後4時現在)では、県内6市町で13件の被害を確認。まだ全容を把握できていない自治体もあり、今後さらに被害が拡大する恐れがある。 同課によると、宮崎、都城、日南、串間市と新富、高千穂町から被害報告があった。このうち、国指定・登録文化財の被害は、都城島津家住宅離れ(都城市)の外壁ひび割れや、堀川運河護岸(日南市)の亀裂など8件。県指定文化財被害は、僧日講遺跡と妙円寺跡石塔群(以上宮崎市)の2件、市指定文化財は豫章(よしょう)館(日南市)の1件だった。
宮崎日日新聞