二宮和也、倍賞千恵子と司会コンビで笑い起こす、名前間違いも助け舟「木は多いほうがいい」
俳優の二宮和也、倍賞千恵子が東京映画記者会(在京スポーツ紙7社が運営)が選ぶ『第66回ブルーリボン賞』で司会として、8日に都内で行われた授賞式に出席した。昨年の主演男優賞・二宮 (『ラーゲリより愛を込めて』『TANG タング』)と主演女優賞・倍賞(『PLAN 75』)は独特のテンポで司会を進行し、会場をたびたび和ませた。 【写真】来年の司会 神木隆之介&石川さゆりとともにポーズを取った二宮和也&倍賞千恵子 授賞式の開催は3年ぶり、しかもこういった形での司会はともに初めてだという2人。登場するなり「本物です!」とあいさつする二宮に、倍賞は「これ大変よね。人の名前を間違えちゃいけないと思ったらゆうべ、一睡もできなかった」と苦笑。二宮が「わかります!」と共感すると、倍賞は「でも二宮くんとやるなら楽しい式典になるんじゃないか」と期待を寄せた。 新人賞を受賞した黒川想矢(『怪物』)のスピーチでは「ちょっとねぇ…後に続く大人たちも頑張ってくださいね」とニヤリ。さらに、「要約すると、今後は『二宮くんとやっていきたい』と…」と冗談めかす二宮に、倍賞も「そうかもしれない、私もそうですよね?」と悪ノリし、黒川が「ぜひお願いします」と返答してその場を湧かせた。 終盤には「さきほど、森さんと言ってしまったんですけど林さん」と賞状を授与した記者の名前を訂正。「ごめんなさいね」と謝る倍賞に、二宮は「木は多いほうがいんですけど」と助け船を出し「林さんです。きょうから森さんになりましょう」と笑わせた。 さらにきょうの司会ぶりを振り返り倍賞は「いかがでしょうか、うちの息子。あ、吉永さんの息子だった。二宮くんが和らげてくれたから助かりました」と感謝。二宮は「今日はたくさんの映画のスタッフさんいらっしゃってると思うのですが、二宮、倍賞ともにあいてるぞ、と締めたいなと思います」とアピールも忘れなかった。 ■『第66回ブルーリボン賞』 【作品賞】『ゴジラ-1.0』山崎貴監督 【外国作品賞】 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 【監督賞】石井裕也監督『月』『愛にイナズマ』 【主演男優賞】 神木隆之介『ゴジラ-1.0』 【主演女優賞】 吉永小百合『こんにちは、母さん』 【助演男優賞】 佐藤浩市『愛にイナズマ』『せかいのおきく』 【助演女優賞】 浜辺美波『ゴジラ-1.0』『シン・仮面ライダー』 【新人賞】 黒川想矢『怪物』