静岡県・狩野川の「洪水に注意が必要な個所」を関係機関が確認 増水する時期を前に
川の増水が心配される時期を前に、静岡県の伊豆半島を流れる狩野川で関係機関による合同の視察が行われました。 伊豆市の狩野川の堤防では市や消防団、区長ら関係者が集まり、国土交通省中部地方整備局から重要水防箇所の説明を受け、見て回りました。 重要水防箇所とは一級河川や二級河川で「洪水などで特に注意が必要となる箇所」のことで、狩野川の下流から27.2キロ地点は、越水ではなく、堤防を浸透して裏に水が吹き出る現象が起きている場所です。 また、下流から25.8キロ地点は、別の川と合流するため堤防がなく、「堤防注視箇所」となっています。 国交省中部地方整備局 竹内昭浩さん: 「皆さんで台風の時、出水・洪水の時は気を付けないといけないんだと、あらかじめ考える機会にできればと思っている」