びわ湖疏水船が大津港まで延伸し 今シーズンスタート
BBCびわ湖放送
京都と大津をつなぐ観光船「びわ湖疏水船」が、28日から航路を大津港まで伸ばして、今シーズンの就航が始まりました。
28日、大津港では、京都市の蹴上を出発した第1便の観光船「びわ湖疎水船」を関係者らが出迎え、京都・滋賀に観光で来た乗船客の代表3人に大津市の佐藤市長らから記念品が手渡されました。日本遺産・琵琶湖疎水の魅力を体感してもらう「びわ湖疎水船」は、京都市の蹴上と大津市の三井寺をつなぐ航路で、2018年に70年ぶりに再開されて以来、人気を集めています。
今回、三井寺から大津港まで1.5キロ延伸することで、大津市観光振興課などでは、狭い疎水から広いびわ湖へと広大な湖上の景色を楽しめるとともに、大津港を起点とするびわ湖の大型クルーズ船や、自転車でびわ湖を一周する「ビワイチ」などともワンストップでつながることができ、疎水とびわ湖、ともに観光できる新たな魅力が生まれるとして期待を寄せています。「びわ湖疎水船」の春シーズンは、28日から6月9日まで運行されます。