<山下幸輝>「アンチヒーロー」“伊達原”野村萬斎の“目力”に完敗? “明墨”長谷川博己の印象は
僕のクランクインの日は法廷シーンの撮影で、かなり緊張して現場に入ったのですが、ご挨拶に行った時、お2人とも気さくに写真を撮ってくださいました。それで緊張がほぐれたのをよく覚えています。
法廷というのは実生活ではなかなかなじみのない場所です。僕はそんな状況に余計に緊張してしまって、どこか浮いているような感覚なのですが、お2人は自分の中にしっかり役を落として、お芝居をされていて。その姿を見て、やっぱりすごいと思いました。僕も地に足つけてちゃんとお芝居できるように頑張ります。
実は堀田(真由)さんとは「よるのブランチ」で現場リポートをご一緒させていただきました。ふんわりとしつつも、落ち着いている方で、とても居心地の良い方です。
--放送後、山下さんの周りの反響はいかがですか?
俳優としてまだまだ経験の浅い僕が「日曜劇場」という枠のドラマに出演できるということは、とても光栄なことだと思っています。
放送が始まってからは、特に親世代の方々からよくお声をかけていただくようになりましたね。演技を褒めてもらうことがあり、とてもうれしかったです。
撮影ではいまだに緊張するのですが、今、経験できていることを糧にこれからも成長していきたいと思います。「アンチヒーロー」は僕の俳優人生にとっても特別な作品になりそう……というか、すでになっています!(笑い)
--視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
これから菊池が伊達原の指示で動いていたことが明らかになっていきますので、ぜひ菊池の動きも楽しみにしていてください。僕自身もいち視聴者として毎週楽しんで見ていますので、皆さんも明墨の言葉を注意深くチェックしながら、このドラマを楽しんでほしいと思います。