今、お金持ちが好む都市はどこ?富裕層が多い世界の大都市トップ5
世界最大規模の企業、豪華なレストラン、そして超高級不動産が多数集まる大都市に魅力を感じ、趣のある街より大都市を選ぶ富裕層たちが多いことは何の不思議もないこと。でも、その場所を聞くと少し驚くかもしれません。 【写真集】今、お金持ちが好む都市はどこ?富裕層が多い世界の大都市 今回ご紹介するランキングのデータは、資産・投資移住コンサルタント会社ヘンリー&パートナーズが発表した報告書によるもので、世界の主要都市に移住する富裕層たちの増加速度を過去10年間にわたって測定して作成されました。この報告書を作成するにあたり、世界的なウェルス・インテリジェンス会社ニュー・ワールド・ウェルスに調査を依頼。世界9つの地域・97 都市からデータを収集し、15万人を超える富裕層の支出データ、特に投資可能な資産が1,000万ドルを超える富裕層に重点を置いたデータを基にランク付けを行いました。 今回のランキングにはさまざまな主要国の都市がランクイン。さて、あなたの住む街はランクインしているでしょうか。早速見てみましょう。
1位 ニューヨーク
ニューヨークが1位であることは、誰もが予想していたことでしょう。報告書によると、ニューヨークには100万ドル以上の資産をもつ富裕層34万人、724人のセンティミリオネア(資産1億ドル以上)、58人のビリオネア(資産10億ドル以上)が住んでいます。 また、世界で最も高額な不動産の1つ、マンハッタンのミッドタウンにあるペントハウス(その価値なんと8,500万ドル!)や、超高級レストランがいくつもあり、富裕層たちにとって退屈とは無縁の都市でもあります。実際、2012年以降、富裕層の人口は40%も増加しており、ニューヨークが1位なのは当然の結果といえるでしょう。
2位 東京
日本の東京が第2位にランクインしていますが、これは主に、この都市に住む富裕層が日本全体の富裕層の21%を占めているという事実に基づくものです。報告書によると、250人のセンティミリオネアと14人のビリオネアが住んでいるとのこと。ホンダやソニーなど、世界的に有名な企業が本社を置く日本の経済の中心地でもあります。