飯豊まりえの座長ぶりを影山優佳&浅香航大が絶賛 『オクトー2』の注目ポイントを語る
読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2』に出演している飯豊まりえ、影山優佳、浅香航大のインタビューコメントが公開された。 【写真】飯豊まりえ、インタビュー撮り下ろしカット 本作は、2022年に放送された刑事サスペンス『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』の2年ぶりの続編。「感情の“色”は、嘘をつかない」。愛、悲しみ、怒り、嫌悪などすべての事件には動機となる感情がある。取調室において、そうした感情を見ることで真犯人を見つけ出す主人公・心野朱梨。彼女には、人の感情が“色“で見える特殊な力がある。そんな朱梨のもとに現れたのは、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人事件の容疑者。さらに感情を取り戻した姉が失踪し、知人を殺した容疑で指名手配されてしまう。姉の無実を証明するべく捜査を続ける朱梨。そして交錯する2つの事件。“人の感情が見える刑事”דモノに残された感情が見える容疑者”による、史上空前の感情捜査の幕が上がる。 心野朱梨を飯豊、朱梨のバディとなる滝沢美空を影山、朱梨に協力を依頼する警部・風早涼を浅香がそれぞれ演じているほか、Sapol Assawamunkong(Great)、岩瀬洋志、高野洸、小波津志(PSYCHIC FEVER)、和田光沙、松井玲奈、浜野謙太らがキャストに名を連ねている。 Season2から本作に参加となった影山は、「本当に皆さんが温かい空気を作ってくださったので、意識したのは“お芝居をするときに皆さんの目をちゃんと見ること”くらいだったかなと思います」とSeason1からのチームに感謝。 前作に続き主演を務める飯豊は、「美空が昔の朱梨を彷彿させるというか、まっすぐでがむしゃらに捜査をしていて。一方の朱梨は2年前に浅香さん演じる風早涼がそうしてくれていたように、落ち着いて、しっかり相手と会話して捜査をしていく。そのあたりの変化を上手に表現できたらいいなと思っていました」と役作りについてコメント。 影山は主演の飯豊について、「座長として本当に現場の空気を引っ張ってくれていて。誰かがミスをしたときにも、『よし、いこう!』と和気あいあいとした雰囲気を作ってくださるので、温かみのある映像が撮れるんだろうなと思っています」と称賛すると、浅香も「2年の時を経て大人な雰囲気になったというか、しっとりした気がします」と成長を称えた。 ■飯豊まりえ(心野朱梨役)×影山優佳(滝沢美空役)×風早涼(浅香航大役)コメント ●Season2の撮影前に準備したこと 浅香:Season1のときに髪をバッサリ切ったので、Season2ではまずビジュアルをどうするか、ということは考えました。実際、2年の時が流れているので髪は伸ばしてみましたが、撮影に入ると(髪型に限らず)2人ともSeason2から時間の経過をすごく感じましたね。 飯豊:私もSeason1当時はもう少し髪が短かったので、『オクトー』チームの皆さんと話し合って伸ばすことにしました。役作りとしては、新たにやってきた影山(優佳)さん演じる滝沢美空が昔の朱梨を彷彿させるというか、まっすぐでがむしゃらに捜査をしていて。一方の朱梨は2年前に浅香さん演じる風早涼がそうしてくれていたように、落ち着いて、しっかり相手と会話して捜査をしていく。そのあたりの変化を上手に表現できたらいいなと思っていました。 ●Season2から参加の影山が準備したこと 影山:Season1をファンとして拝見していたので、自分がこの作品の中に入れるというのが、ものすごく不思議な感覚でした。Season1から引き継がれるものがありつつ、新しい彩りを加えなければいけないので、その塩梅が難しいなと。「自分がどういう色を見せられるのかは自分次第だな」と思っていたので、そこは頑張りたいなと思っていました。ただ実際現場に入ってみると、本当に皆さんが温かい空気を作ってくださったので、意識したのは“お芝居をするときに皆さんの目をちゃんと見ること”くらいだったかなと思います。 ●お互いの印象について 飯豊:浅香さんとは4度目の共演ですが、私は良い意味でずっと同じ印象です。大木のようにどっしりとされていて、落ち着いていて、優しくて。現場に浅香さんが来ると癒やしの雰囲気になるので、いつも助けられています。 影山:浅香さんは、なんとなく安心するというか、ヒーリング効果があるんです(笑)。個性が強い八係メンバーを一歩引いて見守っている。常にほほえんでいらっしゃるので、私もすごく助けられています。 浅香:僕は特に何も考えていなくて、普通にいるだけです(笑)。でも、現場に行くのは本当に楽しいです。Season1で築いてきた関係性ももちろんあるけれど、そこに新しいキャストの方々も加わってくださって、結束力も強いし、雰囲気もすごくいいので、いつも現場に入ってお芝居するのが楽しみです。 影山:まりえさんは、座長として本当に現場の空気を引っ張ってくれていて。誰かがミスをしたときにも、「よし、いこう!」と和気あいあいとした雰囲気を作ってくださるので、温かみのある映像が撮れるんだろうなと思っています。浅香さんは、まりえさんの印象は変わりましたか? 浅香:今も話していて思いますけど、2年の時を経て大人な雰囲気になったというか、しっとりした気がします。しっとりしたよね? 飯豊:本当ですか!? 意識してなかったです(笑)。 浅香:もうちょっとハツラツとした印象でしたけど、すごく芯のある女性になったなと思います……いや、もともとそうでしたけどね(笑)。 飯豊:ありがとうございます(笑)。 ●影山の印象 飯豊:本当に明るいです。いろんな人の話に返事をしていて、気も使えますし。 浅香:それから多才。言葉をたくさん持っていて、すべてのことにツッコめる才女です。 影山:うれしいです。でも、地獄耳なだけなんですよ。後ろから聞こえてきた会話にも、「あっ、そうだよねー」みたいな(笑)。 浅香:聖徳太子って言われない? 影山:言われたこともあります(笑)。 ●タイの人気俳優・Greatの出演について 飯豊:Greatさんに「僕が喋ると笑えて、穏やかになる言葉を教えてください」と言われたので、「日本の撮影用語として、『巻いていきましょう』という言葉があるから」と、業界用語を教えました(笑)。 浅香:僕はスキンケアの話をしました。肌がとても綺麗なので、「スキンケアは何を使っているの?」と聞いたりして。あとは筋トレですね。すごく自分を磨いている方なので、「どんな運動をやっているのか」とか、そういう話はよくしていました。 ●第1話~第4話の見どころや、印象的だったシーン 飯豊:第4話まで見ていただくと、新しくバディとして加わった滝沢美空や、新しい八係の皆さんのキャラクターも分かっていただけると思います。Season1では感情の色をなくしていた朱梨の姉・紫織(松井玲奈)が感情を取り戻すまでの2年間も描かれていますし、Greatさん演じる容疑者との“言語と国籍を超えたバトル”も見どころです。本当は悪い人なのか、いい人なのか。まだ謎に満ちているけれど、ここからどんどん展開していきますので、楽しみにしていただけたらと思います。 影山:私が面白いなと思うのは、常に2つの事件が同時に進んでいるところです。タイの事件がありつつ、毎話ごとにゲストがいて事件が起こっていく。その裏で風早さんが動いていたり、朱梨さんとお姉さんの間に何かがあったり……。それぞれの回で本当に全然違う色が見えて、まったく違う結論にもなるので、皆さんはどの話が刺さったのか知りたいです。 飯豊:たしかに知りたいですね! 浅香:僕はお姉さん(心野紫織)と話しているときの心野の顔が新鮮でした。Season1のときには見られなかった表情や会話だったので、すごくいいなと思いましたね。それから前作と比べて、ドラマも少し大人になったな、という印象を受けました。東神奈川署から警視庁に移って、セットや美術もシックでかっこよくなったし、それぞれも2年の時を経てちゃんと成長している。風早自身もポジションが変わって周りをまとめる立場になり、そう感じました。 飯豊:今回はGreatさんが日本に来てくださって一緒にお芝居していますが、セリフはタイ語なんです。それによって、これまでに見たことがないというか、スケールが大きくなったような感じがして。海外ドラマのように日本語訳の字幕が出てきたりもするので、そんなところにも注目していただきたいですね。 ●視聴者へメッセージ 飯豊:TVerでは第1話~第3話、そして最新話の第4話を配信中です。この機会に、ぜひSeason2もお楽しみいただけたらうれしいです。お気に入り登録も、よろしくお願いします!
リアルサウンド編集部