高校日本代表候補の「逸材野手19人」を徹底紹介!センバツのヒーローたち、全国の名選手が一堂に集う
高校日本代表候補の一次合宿が4日からスタートする。合宿に参加する34人の顔ぶれを紹介していきたい。投手編に続いては、野手編。選手たちはこの合宿で木製バットを使用することになり、その対応力が注目される。 *参加選手は全員3年生 【一覧】高校日本代表候補一次合宿 参加野手
捕手:超高校級の実力を持つ箱山、只石が選出
捕手は箱山 遥人(健大高崎)、只石 貫太(広陵)と今年の高校球界を代表する2人が選ばれた。 箱山は高校通算29本塁打の強打、二塁送球1.9秒台計測する強肩、本塁手前のゴロを素早く処理してアウトにできる機敏なフットワーク、試合展開を読んだリードと、個々の技術の高さはピカイチ。主将としてタレント集団をまとめ、センバツ優勝に貢献した。取材での発言や立ち居振る舞いを見ると、集まった代表候補選手たちもまとめてくれるのではないか。プレーだけではなく、内面もアピールすれば、今年の高校日本代表の主将に抜擢される選手だと思っている。 只石はエース・髙尾 響投手とともに3度の甲子園出場を経験。高校通算20本塁打の強打、スローイングタイム1.9秒台の強肩、巧みなリードと、力量は箱山に負けないものがある。 センバツでは1安打に終わったが、打撃フォームを見ても癖がなく、インサイドアウトで振ることができており、木製バットでも長打が打てる強打の捕手だ。
内野手:石塚、吉川、颯佐…ショートに逸材が集まる!
内野手ではショートの逸材が集まった。特に注目なのは関東を代表する大型遊撃手・石塚 裕惺内野手(花咲徳栄)。昨秋の関東大会・横浜戦で本塁打を放ち、計2試合で6打数5安打を記録した。昨秋の時点で高校通算20本塁打をマーク。この合宿でひと味違う活躍を見せることができるか。吉川 勇大内野手(青森山田)は木製バットで臨んだ今回の選抜で12打数5安打を記録。長打力もあり、強肩が光る守備も魅力。 チームをセンバツベスト4に導いた俊足強肩の颯佐 心汰内野手(中央学院)、抜群のバットコントロールを誇る巧打の遊撃手・石見 颯真内野手(愛工大名電)、軽快なベースランニング、堅実な守備が魅力の山畑 真南斗内野手(明徳義塾)のプレーにも注目だ。