クロちゃんが多忙の中アイドルフェスを主催し続ける理由「第2の橋本環奈は俺が作るしかない」
安田大サーカス・クロちゃん(47)が総合プロデュースするアイドルフェス「クロフェ2024」が海の森水上競技場で開催される。日程は6月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)と、例年の2日間から4日間に拡大。それに伴って出演アイドルも大幅に増加することになった。 【関連写真】“令和版 奇跡の一枚”と話題を呼んだ美女・愛来 今年の目玉はズバリ「47都道府県のアイドルさん、会いたいしん」という新企画。高校野球の甲子園大会のように、47都道府県のご当地アイドルが1つのフェスに集結するのだ。もちろんアイドル界では史上初の試みである。クロちゃんを直撃し、注目ポイントを解説してもらった。 「今回はクロフェス5周年だし、規模も大きくなったから、なにかしら目玉を作らなくちゃいけないなと考えていました。打ち合わせを重ねる中、軽い思いつきで“地方のアイドルを47グループ集めるっていうのはどうですかね?”って話をしたんです。そこで盛り上がったことで動き出したんですけど、実際に集めるのが想像以上に大変だった(笑)」 ローカルアイドルには、いくつかの類型がある。代表的なのは地元に根差したスクールや企業がバックについているケースと、地方自治体が協力しているケース。しかし人口規模の大小にかかわらず、企業や自治体がアイドルに興味を示さない地域が多いのも事実だ。ここで途方に暮れたクロちゃんを救ってくれたのが「日本ご当地アイドル活性協会」の金子正男氏(48)。これまで構築してきた彼のネットワークを駆使し、なんとか47グループをブッキングすることに成功する。 「今はSNSが発達しているから、“日本全国どこにいてもバズることは可能”という風潮がありますよね。でもアイドルの場合、生のライブで観ないと魅力が伝わらないことも多いじゃないですか。佐賀や滋賀といったところでは“県から出たことがない”どころか、“自分たちの住んでいる小さな市町村でしか活動していない”アイドルちゃんもいるんです。現実的には“見つかる”状態になるのがほぼ不可能ですよね。僕としては日本全国のアイドルをもっと知ってもらえる場が作りたかったんです。