能登空港復興へテイクオフ 開港21周年でイベント 飛行機と綱引き、出張朝市
能登空港で7日、開港21周年を祝う記念イベントが開催された。能登半島地震の影響で羽田便が1日2往復から1往復に減便される中、「復興に向けてテイクオフ(離陸)」をスローガンに飛行機との綱引きなどが行われ、親子連れらが能登の空の玄関口に親しんだ。 飛行機との綱引きで、空港に隣接する日本航空大学校石川に登場したのは、純国産旅客機「YS-11」。子ども66人では動かせなかったが、保護者が加わると、15・4トンの機体がゆっくりと動いた。機体内部が公開され、七尾市中島小3年の岡本隼和(はやと)さんは「スイッチがたくさんあった。操縦してみたい」と話した。 出張輪島朝市では魚の干物や珍味、輪島塗などが販売された。制服を着る「なりきりパイロット&CA」のコーナーも人気を集めた。日本郵便が手紙ワークショップを初めて実施した。