首都を含むチリ中央で大雨 大統領が6州に非常事態宣言
サンティアゴ、チリ、6月13日 (AP) ― チリのボリッチ大統領は6月12日、すでに同国南部に甚大な被害をもたらしている、発達中の低気圧の予測進路に当たる6つの州に、非常事態宣言を出した。 国家災害予防対応局は、これまでに480人が被災、少なくとも1264戸が全半壊したと発表。さらに数百戸が居住可能かどうか評価中だという。 同国南部のビオビオ州とニョブレ州が、前線システムの影響を最も受けており、ビオビオ州と近隣の自治体では、14日まで休校措置が取られた。 豪雨で各地の河川が氾濫、インフラが損傷、土砂崩れで道路が寸断されている。 当局は、クラリリョ川、ピチロ川、リア川、アンダリエン川周辺の住民に避難勧告を出した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)