渋野日向子、好発進「むちゃくちゃなミスなかった」ショット好調ノーボギー「66」5打差11位
<米女子ゴルフツアー・ショップライトLPGAクラシック>◇第1日◇7日◇米ニュージャージー州シービューベイコース(6190ヤード、パー71) 【スコア速報】ショップライトLPGAクラシック 前週の全米女子オープンで2位に入った渋野日向子(25=サントリー)は5バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と5打差の11位と好発進した。同組で同オープン優勝の笹生優花(22)は69で8打差の51位。畑岡奈紗(25)が65を出して日本人トップの4位につけた。 「むちゃくちゃなミスがなかった。このスコアで回れてよかった」。米国では珍しい3日間大会。短期決戦で初日から好スタートを切った。全米女子オープンで好感触をつかんだショットは好調を維持。安定したプレーで、昨年9月のポートランドクラシックの第3ラウンド以来のノーボギーとなった。 10番からスタートすると、前半は3アンダーで折り返す。後半も1、3番で5メートル前後のバーディーパットをねじ込んで5アンダーの66。ショットの安定性を示すパーオン率の今季平均は約57%だが、この日は18ホール中15ホールで成功し、83・3%。ショットとパットともに好調を維持して、昨年9月ポートランドクラシック第3R以来のノーボギーにつなげた。この日は前週の全米女子オープンのワンツーコンビの笹生とのラウンド。「楽しく回れた。まさか次の週に一緒にまわれるとは」と笑顔を見せた。 前週の全米女子オープンでは復活の2位に入った。「ここからまたスタート、また新しい章がスタートできるなっていう感覚なので、すごく前向きな気持ちです」。そんな言葉通り、192位と低迷していた世界ランキングは61位まで上昇。新たな気持ちで今大会に臨んでいた。「引き続き、しっかりやれることをやって、良い位置にいけるように頑張ります」。今週も「しぶこ劇場」が楽しめそうだ。