ドラ中田翔が石川昂弥へ伝えるスラッガーの極意"もっと威圧感を!そして我が物顔で打て!"
【ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』】CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送) 【動画】一番欲しかった場面で出た!石川昂弥の豪快ホームランを振り返ろう!【2分18秒~】
来週に迫った春季キャンプ
いよいよ春季キャンプスタートが来週に迫った!1クール初日からフルパワーとなれるよう、選手たちは国内各地で自主トレに励む姿が目に飛び込んでくる。この時期はまったくマイナス要素がないから楽しみしかない。今年はやってくれるはず!そんな思いで約1か月間のキャンプを堪能していきたい。 さて今週のサンドラは今シーズンからドラゴンズに加入した中田翔、そして次代の主砲・石川昂弥両内野手の特集。移籍1年目で力が入る中田選手、昨シーズン初の規定打席到達でより一層の飛躍が期待される石川選手。長打力不足解消にはふたりの力が必要不可欠!中田選手から石川選手へ向けた珠玉のアドバイスは必見だ!
もうひと花咲かせる
退路を断ち、挑む今シーズン。出場機会を求め、ジャイアンツを退団。異例ともいえる形でドラゴンズ移籍を決めた中田選手。 今回の単独インタビュー時、彼なりに紡いだこの言葉がドラゴンズファンへ向けての"決意表明"となった。 中田選手「無理にとは言いませんけど、"ちょっとくらい中田、応援してやろうかな"っていう気持ちがある方がいたら、僕はその人たちのために全力で頑張りたい」 まだまだ1年間戦う自信がある。だからこそ移籍を決断した。 中田選手「現時点で僕はレギュラーだと思っていない。でも競争してレギュラーの座を勝ち取る自信はもちろんあります。まだまだ負けるつもりはありません」 "もう1回花を咲かせてやろう" 中田選手の口からは自信に満ちた言葉が溢れた。
とにかく一番目立ちたい
これまで主戦場にしてきたファーストのポジション。そこにはドラゴンズを8年間支えてきた、チームの精神的支柱でもあるダヤン・ビシエド内野手が立ちはだかる。中田選手にとっては手強いライバルといえよう。 中田選手「(ビシエド選手とは)塁に出てきたらよく喋りますし、すごく性格も良い。でもフィールドに立てば、そこは関係ないと思っているので。負けるつもりは一切ありません」 ゼロからのスタートを口にしながらも、競争ともなれば、すべてを蹴散らす自信はあると自負する中田選手。 とにかく試合に出たい。スタメンに名を連ねることさえできれば、それなりの数字は残せる力はまだある。その姿をなんとしてもドラゴンズファンに見せたい一心なのだ。 中田選手「今の方が試合に出る喜びを感じているので、とにかく試合に出場できれば打順は何番でもいいですね」 そして主砲として長年所属チームをけん引してきたプライドをうかがわせる言葉を口にした。 中田選手「打順が4番じゃなくても、4番より打てば良いんじゃないのかなと僕は逆にそう考えるタイプなので。分かりやすく言えば、とにかく一番目立ちたいです」