耳をちょんちょん触られても、気にせずスヤァ……。

完全に心を許している姿が尊い！ 紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@aoiskeytailさんが「全然起きないんだけど」と投稿していた、こちらの動画。飼い主さんに腕枕をしてもらってスヤスヤ眠っている愛猫・あおくん（撮影時2才5カ月）が映っています。 【動画】飼い主さんが耳をちょんちょん触っても全く起きる様子がないあおくん 飼い主さんに話を聞くと、あおくんは「だいたい自分から腕枕されにくる」とのこと。この日も、飼い主さんがベッドに行くと、あおくんもいつものようについてきて一緒にゴロゴロしだしたのだとか。あおくんとまったりしたひとときを過ごしていた飼い主さんですが、途中で手が痺れてしまったそう。手を動かしたくて、あおくんの耳をちょんちょん触ってみたものの、まったく動かず「すぅすぅと寝息をたてていた」といいます。 「飼い主さんの腕枕で幸せそうに眠る」という、なんとも可愛らしい姿を見せていたあおくん。当時の様子について、飼い主さんはこう振り返っています。 飼い主さん： 「あおは、私が動くとたいていの場合は起きます。でも、このときはよほど眠かったのか、どきたくなくて寝たふりをしていたのかなと。飼い主には何をしても許されると思っているので、何も気にせずただ寝ていたのかもしれません」

保護猫だったあおくん　トライアル翌日から甘えてくれるように！

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子猫時代のあおくん

飼い主さんの膝の上に乗る子猫時代のあおくん

保護猫だったあおくんを家族に迎えたという飼い主さん。先代猫が病気で急死して悲しみのどん底にいたときに、あおくんと出会ったといいます。 飼い主さん： 「『こんなにも辛い思いをするなら二度と猫は飼わない』と思っていましたが、やはり猫さんとの生活は何ものにも代え難いすばらしい時間だったので、『もしご縁があれば』と思うようになっていました。そんな気持ちで里親募集の掲示板を見ていたところ、あおくんを含めた3兄弟の保護猫を見つけたんです。 会いに行ったときにほかのキジトラ兄弟はすでに里親さんが決まっていて、最後に残ったのが先代猫と同じ黒猫のあおくんでした。可愛い鳴き声と鍵しっぽに惹かれて、トライアルをお願いしたんです」 トライアル初日は隠れて出てこなかったというあおくんですが、翌日に変化が。飼い主さんが近所に買い物に行って1時間ほどして戻ってくると、あおくんは急に甘えん坊になり、座っていると抱きついてきたり添い寝したりするようになったのだとか！ そのまま正式譲渡が決まり、あおくんを大切に育ててきた飼い主さん。2才を過ぎた現在も甘えん坊で、毎日飼い主さんのことをキュンとさせているようです。 飼い主さん： 「黒猫は見た目によらず甘えん坊で、男のコならなおさら甘えん坊と聞きますが、あおも典型的な黒猫の男のコだなと思います。お風呂やトイレにもついてきますし、仕事から帰ってくると毎回大騒ぎでお出迎えしてくれます。可愛くて仕方ないです。あと、頭が良いのですが、遊んでいると着地に失敗しかけたりドタバタと鈍臭いところもあり、そのギャップも魅力です」 そんなあおくんは、飼い主さんにとって「生きる理由をくれる大切な存在」なのだそう。「このコと一緒に少しでも長くいたいと思うと、仕事も頑張れます」と、飼い主さんはあおくんへの思いを語っていました。 写真提供・取材協力/@aoiskeytailさん/X（旧Twitter） 取材・文/雨宮カイ ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。