秋田市民市場内の酒販店がオリジナル銘柄 第2弾は湯沢の「福小町」
酒販店「あきた市民市場メイト 市場の酒屋」(秋田市中通4)が11月1日、プライベート銘柄「福小町 特別純米酒 いちばのおはこ」を発売した。(秋田経済新聞) 【写真】秋田市民市場で販売する「福小町 特別純米酒 いちばのおはこ」 秋田市民市場内で営業する同店が、県内酒蔵と提携して販売するプライベート銘柄の第2弾。天寿酒造(由利本荘市)の協力を得て5月に発売した商品に続き、「福小町」の銘柄で知られる木村酒造(湯沢市)と連携して企画した。 水害に見舞われた秋田市内で昨年収穫された「あきたこまち」の食用米と、同社「おはこ」の酵母「きょうかい1801号」を使い、低温で発酵・熟成させた。アルコール度数は15.5度で、「秋田美人をイメージさせるような、きめ細やかで柔らかな飲み心地」に仕上げたという。銘柄名は、酵母名と「市場」をかけた。 同店の千國友美さんは「今年は、あきたこまちの誕生40周年の節目。当銘柄ならではの口当たりの良い、滑らかな飲み心地を楽しんでもらえれば」と話す。「これからの季節は『ぬるかん』もおいしい」とも。 価格は1,650円(720ミリリットル)。500本限定。秋田市の水害復興支援に向け、秋田市の「ふるさと納税」の返礼品としても扱われる予定。
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