またもJRA騎手のスマホ使用発覚 永野猛蔵と小林勝太が8日から騎乗停止に
JRAは7日、永野猛蔵騎手(22)=美浦・伊藤圭=が今月5~6日にわたって、東京競馬場の調整ルーム居室内に通信機器(スマートフォン)を持ち込み、通信していた事実が判明したと発表した。また、小林勝太騎手(21)=美浦・小野=も、永野に対する調査のなかで、9月27日に美浦トレーニング・センター調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込み、通信していた事実も判明。 【写真】あどけなさの残る永野騎手 今年7月にはJRA通算100勝 騎手として重大な非行があったものと認められるとして、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により本事案について裁定委員会に送付するとともに同条第4項により8日から裁定委員会の議定があるまで、両騎手の騎乗を停止することを発表した。 騎手のスマートフォンの不正使用に関しては、昨年若手6騎手が30日間の騎乗停止となり、今年5月に発覚した水沼元輝騎手(22)=美浦・加藤和=は5月31日から来年2月28日まで約9カ月間の騎乗停止処分となっている。