静岡県高校総体サッカー 藤枝東が決勝進出 2点差を追いつき、計22人のPK戦を制した
◆静岡県高校総体サッカー▽準決勝 藤枝東2―2(PK9―8)聖隷クリストファー(26日、藤枝総合サッカー場) 6年ぶりの優勝を目指す藤枝東が、初Vを狙う聖隷クリストファーを振り切った。 藤枝東は前半34分に先制点を許すと、後半4分のセットプレーでも失点。184センチと長身のFW手塚有澄(3年)にヘディングシュートを決められた。 だがイレブンは下を向かずに攻めた。同24分、左からのクロスにMF泉孝太郎(2年)が走り込んで1点差。さらに泉は同32分に同点ゴールを奪い、「絶対に決める! という気持ちでした」と話した。 そして迎えたPK戦。11人目までもつれたが、聖隷の1人目のキックを止めたGK宮崎真心(しんご、2年)が、最後に自らキックを決めて、9―8で勝利した。 6月2日の決勝では、2連覇を目指す静岡学園と対戦する。
報知新聞社