7月の最高気温まで、あと0.1度…居座る太平洋高気圧、週末まで猛暑日か 鹿児島市で36.5度記録、県内すべての観測地点で30度超
鹿児島県内は29日、高気圧に覆われ、鹿児島市で7月の最高気温(36.6度)に迫る今年最高の36.5度を観測した。県内33観測地点すべてで30度を超え、肝付町前田、志布志市、さつま町柏原などで35度以上の猛暑日となった。太平洋高気圧が停滞し、週末まで猛暑日が続きそうだ。 【写真】〈別カット〉屋外プールで水遊びを楽しむ子どもたち=29日午後、鹿児島市のかごしま健康の森公園
鹿児島地方気象台によると、鹿児島市の猛暑日は今年11日目で、年間13日あった2020年以来。30日以降も予想最高気温が37度と猛暑が続く見込み。同市犬迫町のかごしま健康の森公園では、家族連れが屋外プールで水遊びを楽しむ姿が見られた。 30日も県本土と種子島・屋久島地方に熱中症警戒アラートが発表され、気象庁などはこまめな休憩や水分補給などの予防行動を呼びかけている。
南日本新聞 | 鹿児島