図解「他人を支配したがる人」に対抗する方法 正体を隠して近づく狡猾な人との向き合い方
世の中には「他人を支配すること」に異常な執念を燃やす人たちが存在します。そうした人を見抜き適切に対処する方法はあるのでしょうか? 名著からベストセラーまでやさしく読み解くブックガイド『「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた』では、問題解決や新しいアイデア創出につながる優れた思考法を紹介しています。著者の鈴木博毅氏が、その中から『他人を支配したがる人たち』を解説します。 【図解】他人を支配しようとする人の4つの特徴 ■「狡猾な手口」を見抜いて対処できる
「自分の周りに他人を支配しようとする人がいるような気がする」 「彼らの正体を簡単に見破ることができないのか?」 「狡猾な手口を見抜いて適切に対処することはできないのか?」 こういった悩みを抱える人もいるのではないでしょうか? 私がそうした人におすすめしたいのは『他人を支配したがる人たち』です。本書で解説されている思考法を活用すれば、過去の精神分析では発見できなかった彼らの、狡猾な手口を見抜き対処できるようになります。
本書のポイントを3つにまとめて、図解で解説していきたいと思います。 ①他人を支配したがる人(=マニピュレーターとの関係では4つの点が特徴になる) ②彼らは狡猾に支配欲を隠す。しかし権力を握ると豹変することが多い マニピュレーターであるか否かを見抜く最良のテストは権力の取り扱い方です。他人を支配したがるマニピュレーターは、必ず権力を悪用しようとします。 ③対策:自己効力感を高めながら、相手の「言い訳」ではなく「行動」を判断する
自分自身を大切にするために、自分の意志を強くしていくことが重要です。また、はっきりと相手に要求しましょう。そして、得意なことで小さくとも成功して、自信をつけることによって、ハートが大きくなっていきます。 ■「新しい思考法」を身につける 優れた思考法は、問題解決のための新しい道を教えてくれます。また、目の前の壁を打ち破るような効果を持つときさえあります。 あなたの近くに他人を支配したがる人がいた場合、あらかじめ特徴を知っておけば「狡猾な手口」を見抜けるかもしれません。そして、自分自身を大切にする方法を身につけていただければと思います。
鈴木 博毅 :ビジネス戦略、組織論、マーケティングコンサルタント