特別国会召集で秋田県関係の議員も国会へ 自民・福原淳嗣氏の初登院に密着
秋田朝日放送
10月の衆院選を受け特別国会が召集され当選した議員が続々と登院しました。秋田県関係では、自民党の福原淳嗣さんが初登院。国民民主党の村岡敏英さんは7年ぶりに赤じゅうたんを踏みました。 11日午前9時すぎ。自民党の福原淳嗣さんは議員会館の自分の部屋にいました。東京の事務所となる1009号室は10月まで金田勝年前衆院議員が使っていた部屋です。8月まで大館市長を務め、初の国政挑戦となった10月の衆院選では比例復活で初当選を果たし、選挙のあとは地元企業などへのあいさつ回りをしてきました。この部屋が引き渡されたのは先週末で電話やFAXの設置もこれから。”本格操業”まではもう少し時間がかかりそうです。 福原淳嗣 衆院議員:「改めて重責をもの凄く感じている。今回の選挙の結果は15年前と同様に自民党に対する厳しい批判がある。その批判をきちんと受け止めて政治改革、経済対策含め自民党に対する期待に応えていく」 福原さんは議員会館から歩いて5分ほどの国会議事堂に向かいました。初登院です。選挙戦では「自民党を変える」と訴えてきました。福原さんは政治改革や経済対策の議論に積極的に関わり政策を作っていきたいと意気込みを語りました。 福原淳嗣 衆院議員:「特に食料やエネルギーを他国に頼らない国作りにおいては秋田はその先頭に立てる。その意味でも現場を踏まえた県、市町村と一緒になって政策を作っていきたい」 衆院選の小選挙区で初勝利をつかんだ国民民主党の村岡敏英さんは午前9時すぎに登院しました。久しぶりの国会に感慨ひとしおの様子です。 村岡さんはこれまで国会議員を2期務めた経験をいかしたいと述べ今後の議員活動について疲弊している地方の再生に取り組みたいと意気込みを語りました。 村岡敏英 衆院議員:「20年間かかって小選挙区で負託を受けたこともあり私が各選挙で落選を重ねても村岡頑張れと言って頂いた秋田県民の粘り強さに感謝しながらその分だけ全県の課題をしっかりと頑張らないといけないと思っている」 今回の選挙で当選した県関係の衆院議員は6人です。初めてでも、久しぶりでも継続する人も…国や地域の課題とどう向き合っていくか改めて問われています。
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