マドリード・ダービーは劇的ドロー決着。バルセロナはチャビ退任発表から連勝で3位浮上|ラ・リーガ第23節 結果まとめ
ラ・リーガ第23節が現地時間2月2日~2月5日に行われた。 【動画】マドリードダービーは痛み分けに終わる
レアル・マドリード対アトレティコ・マドリード
リーグ6連勝で首位に返り咲いたレアル・マドリードと、リーグ3連勝と同じく好調のアトレティコ・マドリードによるダービーマッチ。序盤に主導権を掌握したレアル・マドリードは20分、ボックス右からルーカス・バスケスが折り返しボールを入れる。これが相手に当たると、ゴール前に走り込んでこぼれ球を拾ったブライム・ディアスがネットを揺らし、レアル・マドリードが先手を取る。 迎えた後半に反撃に転じたアトレティコはアントワーヌ・グリーズマンらがチャンスを迎えるも、GKアンドニー・ルニンの好守もあって得点ならず。逆にレアルのカウンターを浴びたアトレティコだがGKヤン・オブラクもファインセーブで失点を最小限にとどめると、迎えた後半アディショナルタイムに同点弾。ロングボールからメンフィス・デパイが頭でボールを流すと、これに飛び込んだ正面のマルコス・ジョレンテがヘディングシュートを突き刺した。結局、試合は1-1で終了し、両チームが勝ち点を分け合っている。
アラベス対バルセロナ
チャビ監督が今季限りでの退任を発表した4位のバルセロナと、11位のアラベスが対戦。時間の経過とともに試合を支配したバルセロナは22分、イルカイ・ギュンドアンのパスをゴール前で受けたロベルト・レヴァンドフスキが先制点を記録。迎えた後半、49分にもペドリのクロスからギュンドアンがボレーシュートを沈めて2点目を挙げたバルセロナだが、直後にクロス攻撃からサムエル・オモロディオンにゴールを割られて1点差に。それでも、63分には途中出場のエクトル・フォルトの折り返しからヴィトール・ロッキがネットを揺らし、再び2点をリード。その後、ロッキが2枚目のイエローカードで退場となったバルセロナだが3-1で勝ちきり、リーグ2連勝で3位に浮上した。
そのほかの試合
そのほか、久保建英が引き続きメンバー外となったソシエダは、ジローナとのアウェー戦で0-0のドローに。なお、次節には勝ち点58で首位のレアル・マドリードと、勝ち点56で2位のジローナによる首位攻防戦が開催される。