日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を活動の糧に 長崎市で反核9の日座り込み
テレビ長崎
ノーベル平和賞受賞を励みにより一層の取り組みをと呼びかけました。 長崎市の平和公園で反核9の日の座り込みが行われました。 「反核9の日座り込み」には被爆者や高校生など約80人が参加しました。 被爆者の川野浩一さんは2024年のノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことを受けて核兵器廃絶に向けた運動をより一層強化していこうと呼びかけました。 長崎県平和運動センター被爆連 川野浩一議長 「私達の運動も評価されているのだと、これから一緒になって世界全体が平和運動を 核兵器廃絶の運動をやり遂げていくのだと、こういう風な礎にしたい」 ノルウェーで哲学と文学の研究をしている博士過程の大学院生も参加しました。 ユナタン・ヨンソンさん 「片手でノーベル平和賞を手渡しながら、もう片方の手で武器を売っているノルウェーの指導者たちが今こそ被爆者の声に耳を傾けてくれることを願っています」 参加者は核兵器が再び使われることへの危機感も示し、核兵器のない世界の実現に向け歩みを進めようと気を引き締めていました。
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