DDTに乱入した河上

　DDT5日の上野大会に、1日付でGLEATを所属選手契約解除された河上隆一改め河上〝ファイヤー〟隆一（35）が乱入した。 〝反GLEAT〟を掲げ、鈴木裕之社長を電流爆破バットで爆破してクビになった河上は「どこの世界に社長を爆破してクビになる会社があるんだ！」と憤慨しつつ、1日の所属最終戦後に名を改めてフリーとして活動をすると宣言。他団体への出撃を示唆していた。 　その河上が姿を見せたのは第2試合のポジティブシンキングデスマッチ終了後だ。悠然と歩きながらリングを〝ジャック〟した河上は「おい、DDT！　ここに俺が来たってことは、どういうことか分かるよな？　俺は社長を爆破してクビになり、今やフリーランスだ。フリーランスの河上〝ファイヤー〟隆一だ。そこでDDT、この俺を使う勇気はあるか？」と参戦をアピール。そして6月6日のGLEAT後楽園大会の6人タッグ戦で自軍の田村ハヤトが敗れた納谷幸男、樋口和貞、飯野雄貴の名を挙げて宣戦布告だ。 　対応に当たった今林久弥GMを「これで決まらなかったら、お前のことを爆破するぞ！」と脅し7月26日の新宿フェイス大会参戦を検討させるとした。そこに登場したのが納谷だ。招かれざる客に対して「オイ！　何しに来たか知らねえけど、お前がやりたいなら俺がやってやるよ」と対戦要求を受諾する。 　これに河上は「こっちはな、クビになってな、覚悟なんて決まってるんじゃ。テメエをぶっ倒してDDTでのし上がってやるから期待しとけ」としてやったり。最後に「ファイヤー！」と叫ぶと会場を後にした。