マブスデビューを勝利で飾ったトンプソン[写真]=Getty Images

　ダラス・マーベリックスは、10月25日（現地時間24日、日付は以下同）にホームのアメリカン・エアラインズ・センターでサンアントニオ・スパーズとのレギュラーシーズン開幕戦を120－109で制した。 【動画】マブスデビュー戦で22得点を奪ったトンプソンのハイライト！ 　トレーニングキャンプ時に左ふくらはぎを打撲し、プレシーズンゲームを全休していたルカ・ドンチッチが両チーム最多の28得点に10リバウンド8アシスト、カイリー・アービングが15得点2スティール、デレック・ライブリー2世が15得点11リバウンド6アシスト、PJ・ワシントンとジェイデン・ハーディーがそれぞれ11得点をマーク。 　そして今夏6チーム間の大型サイン＆トレードでゴールデンステイト・ウォリアーズから加入したクレイ・トンプソンが26分5秒の出場でチーム2位の22得点に7リバウンド1アシスト、ゲームハイの3スティールの活躍を見せた。 　プレシーズンゲームこそ3試合の出場で平均7.0得点にフィールドゴール成功率24.1パーセント（7/29）、3ポイントシュート成功率33.3パーセント（6/18）と不発だったものの、ドンチッチとの初共演で3ポイント成功率60.0パーセント（6/10）と高確率で沈めてみせた。 　デビュー戦で6本の3ポイント成功はフランチャイズ新記録。34歳のベテランウイングは、背番号31の青を基調としたユニフォームで上々のパフォーマンスを発揮したと言っていい。 　試合後の会場インタビューで、トンプソンは「願ってもないくらいのスタートになった。カイリー、ルカ、ほかのみんなとフロアをシェアできて最高の気分。青は僕のお気に入りの色で、マブスの青は似合うと思うよ」と喜びを口にしていた。 　レギュラーシーズン初戦を白星で飾ったマブスは、27日にフェニックス・サンズとのアウェーゲームが組まれている。昨シーズンのウェスタン・カンファレンス王者が、球団史上2度目の優勝に向けて好発進しただけに、次戦以降も注目を集めることになりそうだ。