三次の鵜飼いの仲間増える ウミウ1羽 3年後のデビュー目指す
広島ニュースTSS
三次市で続く県の無形民俗文化財「三次の鵜飼」で活躍する鵜に新たな仲間が加わりました。 三次市の共同飼育場に届けられたのは、茨城県日立市で捕獲された「ウミウ」1羽です。ウは、生まれて1年で体重はおよそ2キロと少し小さ目。 カゴから取り出されると鳴き声を上げ与えられたエサの魚を元気に食べていました。 三次で夏の風物詩になっている「鵜飼」ですが、高齢になるなどして漁に出られなくなるウもいることから定期的に若いウを迎えていて、今回の1羽を加えて『三次の鵜飼』の鵜はあわせて26羽になります。 【鵜匠・角濱義郎さん】 「こうして新しいウも増えてきて、捕れる魚も増えてくると思うので、そういうところも来年度楽しみに待ってもらえれば」 仲間入りしたウは、これからトレーニングを積み3年後のデビューを目指します。
広島ニュースTSS