セミファイナルシリーズ4月11日の第2試合

　牌が偏るのもまた麻雀の面白さ。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月11日の第2試合。EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）と赤坂ドリブンズ・渡辺太（最高位戦）の手にマンズが集まり、放送席や視聴者が騒然となる一幕があった。 【映像】配牌直後に売り切れ！？マンズの“激レアセール”に騒然 　場面は南2局、まず放送席は松ヶ瀬の配牌に注目。字牌が2組対子にマンズが6枚、混一色が狙える手格好だ。赤もあるため仕掛けても満貫という勝負手。さらに渡辺も第1ツモでマンズが9枚。全てを同じ色で揃える清一色で、仕掛けて高打点も目指せるこちらも勝負手だった。 　この日プレイヤー解説を務めていたセガサミーフェニックス・東城りお（連盟）は「マンズ売り切れちゃう」と珍コメント。実況の日吉辰哉（連盟）は「マンズ持ちすぎ！みんな」とこの異変を伝え、同じくプレイヤー解説のセガサミーフェニックス・醍醐大（最高位戦）も「ははは！」と笑ってしまった。日吉はなおも「配牌で（マンズを）何枚使っているんだろう。（4人で）20枚以上使っていますね」と説明、視聴者からも「山に残ってないよ」「マンズ場」「そんなことあるんや」「マンズ売り切れ？」「山にマンズいない」と反響が上がっていた。 　配牌直後にもうマンズが売り切れ？あっちもこっちもマンズだらけの異常事態に見る者は沸いた。なお結末は渡辺が一・四万待ちのリーチを一万でツモアガリ。マンズの奪い合いを制し、リーチ・ツモ・平和の2700点を手に入れた。 ※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ　2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 （ABEMA/麻雀チャンネルより）