3羽のペンギンとイケメン店員がいるカフェ…可愛らしい日常を描いた漫画に「あまりにもかわいい」「尊い…! 癒される」の声【作者インタビュー】
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、pixivコミックやレタスクラブで連載中の、世禕さんが描く『ペンギン喫茶は今日も青天』より『ペンギンとバイト君が喫茶店で働く話』をピックアップ。 【漫画】“1号”“2号”“3号”のペンギンがいるオシャレなカフェ…イケメン店員とのほのぼのとした漫画に「めちゃくちゃ癒される」の声 世禕さんが2024年11月2日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、4.6万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、世禕さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。 ■あるカフェのペンギンたちとイケメンバイトくんのお話 カフェで働くイケメンバイトくんと、店員である3羽のペンギンたちの様子を描く本作。 ある日バイトくんの足の間にズボっとはまるペンギン。動けないでいると店長から手伝ってほしいと呼ばれるが、しっかりとひっついて離れない。 またある日は、ランチの配達に行くバイトくんを涙目で見つめるペンギンたち。そんなペンギンたちに店長は「もう戻ってこなかったりして」と言ってからかう。1時間後に戻ったバイト君にペンギンたちは必死の形相でだきつくのだった。 意思疎通の難しいペンギンたちが、本当に働きたくて働いているのか心配になった店長は、本人たちの意思を確認するべく2つの魚が乗ったお皿を用意する。片方は「YES!」もう一方は「NO…」。すると3羽の内、1羽は「NO」のお皿の前に。しかし、普段からあまり働いてないペンギンであったため、1羽だけ家にも置いて行けないことから「置物担当」に任命される。 またある時は、ペンギンたちに名前があるのか気になった店長。これまで問題なく意思疎通ができたバイトくんだったが、必要性があると言う店長にバイトくんはペンギンたちに「1号」「2号」「3号」と名付けるのだった。 作品を読んだ読者からは、「最高に可愛い漫画」「この喫茶店に私も行きたい」など、反響の声が多く寄せられている。 ■作者・世禕さん『「かわいい」と「かっこいい」の両立を大切に…』 ――『ペンギン喫茶は今日も青天』は、イケメンのカフェ店員や店長と可愛いペンギンたちとのほのぼのとしたエピソードが描かれていますが、それぞれのお話はどういったところから着想を得られることが多いですか? 正直に言うとパッと降りてきたネタを書いています。これを言うといかにも作家ぽくていやなんですが…笑 1号、2号、3号それぞれに性格のモデルがあるのでSNSや動物番組を見たりもするのですが、動物単体のかわいい!だけでなく登場人物のかっこよさも見せていきたいので、なかなか参考にできず… ペンギンたちは私の性格から少しずつ要素を入れているので、街中に繰り出して通行人を観察しながら自分だったらどうするかなとネタを考えています。 とはいえアイデアが降りてこないことも多く、天啓(ストーリー)をいつも待っています笑 ――どのエピソードも可愛らしいペンギンたちが魅力の一つとなっている今作ですが、今後新たに登場予定の動物やキャラクターはいますか? 登場させたいキャラクターは何人かいます。 読者の中では少し気になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、湊の姉はいずれ登場させたいです。 とてもパワフルな人ですけど、優一と一緒に湊を振り回す人なので湊は嫌がりそうですね笑 人物ではないですが、優一にはペットがいるのでいづれ登場させたいです。ペンギンたちとの絡みが面白そうです。 ――『ペンギン喫茶は今日も青天』の全体を通して、特にこだわっている点やここを見てほしい、という点があればお教えください。 先ほどの質問にも重なってくるところもありますが、「かわいい」と「かっこいい」の両立を大切にしています。 動物のかわいいだけでなく、登場人物にもキャラクター性や魅力を持たせることでペンギン喫茶ならではの「かわいい」を作り出せるように意識しています。 ――Xの投稿には「尊い…! 癒される」「めっちゃ癒された」など、多くの反響がありました。その中で特に印象に残ったコメントはありますか? 特定のコメントではないですが、投稿に対して考察のような感想をいただけると「描きたかったところに気づいてもらえた!」と、とても嬉しいです。 とはいえ基本的には皆さんへ癒しをお届けできればと思っているので、かわいい!かっこいい!というコメントも結構嬉しいです。 あとは以前、重版記念で実施したプレゼントキャンペーンの応募投稿の感想はかなり嬉しかったです。 かなり熱量のある感想を書いていただいている方もいて、その投稿はスクショして原稿に追われている時に見てやる気を出しています笑 ――以前のインタビュー内で「2024年は漫画に注力されたい」とおっしゃっていましたが世禕さんご自身や作品について、2025年の展望・目標が決まっていればお教えください。 25年も漫画に注力していきたいと思っています。 ペンギン喫茶ではグッズもそろそろ出していきたいなと思っているので、少しずつ準備しています。当面の目標はリクエストの多いLINEスタンプを出せたらな~と笑 個人的には、かなり夢の話ですがコラボカフェやガチャガチャなどもやってみたいなと思っています! その他にも、ペンギン喫茶とは違う漫画やジャンルに挑戦したいので、頑張ることができれば来年は同人イベントで頒布したいなと企んでいます。 ――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。 いつも「ペンギン喫茶は今日も青天」を読んでいただきありがとうございます! 気ままな更新で読者の皆さまを振り回してばかりですが、cafe michikakeのお話しを楽しみに待っていただけて大変励みになっています。 これからもペンギンたちをよろしくお願いします!