メルセデス・ベンツがメカニックを養成する理由が深かった! 東京工科自動車大学校「メルセデス・ベンツコース 卒業を祝う会&同窓会」が初開催
カスタマーが安心して愛車に乗り続けられることが、重要なサービスとなる
そして最後の締めくくりとなったのは、卒業生からの抱負を込めた答辞。この春から、それぞれが飛び込んで行く世界で先輩・上司となる先達を前にして、あるいはこの直後に控える二級自動車整備士の国家試験を前にして緊張は隠せないようだったが、それでも「一日も早く一人前の戦力となり、メルセデス・ベンツファミリーの一員であると胸を張って言えるように頑張っていきたい」という卒業生の力強いスピーチに、会場では惜しみない拍手が贈られていた。 メルセデス・ベンツとメルセデスAMG、そしてメルセデス・マイバッハは、世界の最先端をゆくテクノロジーの集合体。だからこそ、正確でていねいなサービス体制は不可欠である。とくに日進月歩で進む先端技術を、若くてフレッシュな感性をもって柔軟に吸収しながら支えるような次世代のテクニシャンが大切に育成されている。 そんな「産学連携」の姿勢が、この卒業式からも垣間見られたのである。
AMWノミカタ
ハイブランドであればそれだけ、クルマを購入後の顧客満足度が問われるものである。メルセデス・ベンツは以前から、サーキットでのドライビングスクールなどを通じて、メルセデス各ブランドのクルマを使ったエクスペリエンスを開催してきたが、もっとも大切かつ身近なカスタマーサービスは、ディーラーでの対応──それも愛車のトラブルシューティングにあると思う。否、故障ではなくとも、愛車を最良のコンディションで乗り続けてもらうことこそ、最高のエクスペリエンスにほかならない。そのためには、メルセデスに特化したメカニックの存在は必要不可欠なのである。
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