飯田下伊那7校は平均0.95倍 714人志願6日に後期選抜【長野県】
長野県県教育委員会は2月29日、2024年度の公立高校入学者後期選抜(一般入試)の志願変更受付を締め切り、志願者数の最終の集計結果を公表した(表)。飯田下伊那地域の全日制7校は750人の募集に対し、714人が志願した。志願者は変更受付前より2人減少した。平均倍率は前年同期より0.04ポイント低い、0.95倍となった。学力検査は6日(一部は7日)で、合格発表は19日。 飯伊7校の平均倍率は、上伊那と諏訪地域を含めた第3通学区の平均0.93倍を上回った。 志願者数は前年同期比61人減、募集人員は29人減。7校17学科のうち、1倍を超えたのは4校7学科だった。 飯田の普通は変更受付前より3人減で平均倍率が0.94倍に、飯田OIDE長姫の建築学は1人減で1.15倍に、阿智の普通は2人減の定数と同数の1.0倍となった。 定時制は、飯田OIDE長姫の普通が0.3倍で変更前と変わっていない。 全県の公立全日制の最終的な志願者は9312人で、変更受付前より79人減少した。変更後の志願倍率は0.94倍。志願者は前年同期より386人少なく、平均倍率は前年を0.02ポイント下回った。 学科別では国際関係学科等が1.07倍で、残りの学科はいずれも1倍を下回り、理数科等の0.98倍、普通科の0.97倍が続いた。