フィナーレで観客の声援に応える（左から）岩崎宏美、島田歌穂、中川晃教、秋川雅史

　歌手岩崎宏美（６５）、島田歌穂（６０）、中川晃教（４１）、秋川雅史（５６）が２９日、東京・大井町のきゅりあん大ホールで「ビューティフル・メロディーズプレミアムコンサート」に出演、１９６０～８０年代のミュージカル、映画音楽など懐かしの楽曲を歌い上げ、満員の１０００人の観客を魅了した。 　コンサートは文化放送の音楽番組「ビューティフル・メロディーズ～よみがえる青春のポップス」（金曜午前１１時３８ごろ）のスペシャルイベントで昨年に続き２回目の開催。３０日も同所で由紀さおり（７５）、松崎しげる（７４）、未唯ｍｉｅ（６６）、クリス・ハート（３９）の出演で開催される。 　コンサートでは、秋川が「慕情」などを歌唱するとともに、「千の風になって」を披露。中川は名曲「Ｓｍｉｌｅ」「明日に架ける橋」などを歌った。島田は「Ａｍａｚｉｎｇ　Ｇｒａｃｅ」などを歌い、岩崎も懐かしの洋楽とともに自身の「思秋期」「聖母たちのララバイ」を熱唱、島田との「レ・ミゼラブル」のオーディションでの出会いのエピソードなども披露した。 　最後に４人でレ・ミゼラブルから「Ｏｎｅ　Ｄａｙ　Ｍｏｒｅ」を歌唱し、ステージを締めくくった。 　公演後の取材で秋川と中川がともに〝アッキー〟の愛称があることから岩崎、島田から「アッキーズ」と呼ばれ、島田はは「ぜいたくなコンサート。アッキーズにも感動させてもらった」と笑顔を見せた。 　この日、本番までの待ち時間に楽屋で二科展に出品するというカブトムシの彫刻を手がけていたと明かした秋川は二科展に連続入選するほどの実力があり、「お寺さんから２メートルの仁王像の依頼がある」と明かした。これには岩崎らから「どこに向かってるの？」との声も上がった。 　２９、３０両日のコンサートの模様は文化放送で８月９日午後７時からオンエアされる。