「開幕戦でも120分プレーできる」開幕迎えるブンデスリーガ、ポカールで120分プレーした佐野海舟をマインツ指揮官が絶賛「信じられないほど素晴らしい」
ブンデスリーガの2024-25シーズンがついに開幕。マインツのボー・ヘンリクセン監督が、MF佐野海舟を絶賛している。 23日、ブンデスリーガの新シーズンが開幕。ボルシアMGvsレバークーゼンの一戦で幕を開けることとなる。 今シーズンは日本人選手が8名プレーする予定のブンデスリーガ。新たにブンデスリーガに挑戦する佐野のマインツは、24日にウニオン・ベルリンとの開幕ゲームを控えている。 佐野は、鹿島アントラーズから完全移籍で加入。即戦力として期待がかけられていた中、チーム合流前に日本で不同意性交疑惑で逮捕。身柄を拘束され、チームへの合流が遅れた中、自身も容疑を認める発言をしたとされたが、その後に釈放され不起訴扱いとなった。 8月に入り、予定よりも遅れてチームに合流した佐野。自身が問題を起こしたこともあり、信頼を取り戻さなければいけないなか、プレシーズンでコンディションを上げると、DFBポカールで早速デビューを果たし、120分間を戦い抜いていた。 その佐野に対して、サポーターの一部はクラブの対応を批判。一方で、クラブは捜査が終わっていること、問題がないと佐野を守る声明を発表するなど、不穏な空気も漂っている。 そんな中で迎える開幕戦。ヘンリクセン監督は、佐野について絶賛。開幕戦で起用する意向を示した。 「カイシュウはボールがあってもなくても信じられないほど素晴らしいプレーを見せていた」 「彼は、間違いなくウニオン・ベルリン戦で120分間プレーできるだろう。彼にとってそれは良いことだ」 「カップ戦では、彼は益々自分のプレーを上げていた。よりスピードを上げ、110分になっても深い位置まで走り込んでいた」 ヘンリクセン監督は、ピッチ上での佐野のパフォーマンスに満足感を示しており、開幕戦デビューも濃厚。ピッチ上で失った信頼を取り戻す姿に注目だ。
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