高校駅伝の佐賀県大会、男子は鳥栖工が22年ぶりの大会記録更新で15連覇…女子は白石が2年ぶり優勝
佐賀県高校駅伝競走大会が4日、佐賀市立スポーツパーク川副を発着点に行われ、男子は鳥栖工が22年ぶりに大会記録を更新して15年連続49回目の優勝を果たした。女子は白石が2年ぶり11回目の優勝に輝いた。両校は12月22日に京都市で行われる全国大会に出場する。 【写真】優勝を決めゴールテープを切る白石の最終ランナー光岡選手
男子は7区間(42・195キロ)で19チームが競った。鳥栖工は5区の高橋功平選手(2年)、7区の今村仁選手(2年)が区間新記録を樹立するなど全区間で区間賞を獲得。古川昌道監督は「100点満点の走りだった。逆算して準備してきたことが結果につながり、自信になった」と話し、石川蒼大主将(3年)は「個人的には苦しい場面もあったが、チームでは実力以上の力を発揮できた」と語った。
女子は5区間(21・0975キロ)で8チームが競った。白石は1、2、3、5区で区間賞を獲得。門田芳彦監督は「選手たちはよく頑張ってくれた。全国大会に向けてスピードを強化したい」と話した。高木咲良主将(3年)は「去年優勝を逃したので、この1年は長く感じた。自分の今の力を発揮して、楽しく走ることができた」と振り返った。
主な記録
【男子】〈1〉鳥栖工(石川蒼大、川副剛煌、岩佐太陽、牛嶋勇斗、高橋功平、下森実直、今村仁)2時間5分30秒〈2〉白石2時間15分56秒、〈3〉唐津東2時間20分51秒 ◇区間賞▽1区(10キロ)石川▽2区(3キロ)川副▽3区(8・1075キロ)岩佐▽4区(8・0875キロ)牛嶋▽5区(3キロ)高橋▽6区(5キロ)下森▽7区(同)今村=いずれも鳥栖工 【女子】〈1〉白石(前田華歩、黒川はる、高木咲良、岩谷采音、光岡琴奈)1時間13分1秒〈2〉佐賀清和1時間13分31秒〈3〉武雄1時間22分45秒 ◇区間賞▽1区(6キロ)前田▽2区(4・0975キロ)黒川▽3区(3キロ)高木▽4区(同)宇野史栞▽5区(5キロ)光岡=1、2、3、5区は白石、4区は佐賀清和